ダクパイル工法
工法の概要
鋼管杭工法の一種で、通常の炭素鋼鋼管よりも高強度・高耐食性をもち、水道管として永年採用されているダクタイル管を使用する工法です。
ダクパイルは、鋼管杭メーカーとして40年以上の実績をもつ(株)クボタが開発した小規模建築物向けの杭で、先端羽根(スパイラルフィン)の一体成形や、ボルト式の無溶接継手が特徴です。
この工法は、国土交通大臣の材料認定と工法認定を取得したダクパイル工法研究会の専門会社により、確実な品質管理のもとに施工されます。
施工方法
- ダクパイルを杭打ち機にセットします。
- 基礎の下になる部分に、垂直を保ちながら回転・圧入します。
- 圧入したダクパイルの上端が地面近くまできたら、新しいダクパイルをボルトにて継ぎ足します。
- 先端が支持地盤に達するまで2.と3.を繰り返します。
- ダクパイルの上端を所定の高さで切断し、フタを溶接するか、または設計条件に応じて鉄筋の付いた円盤を取り付けます。
メリットとデメリット
- メリット
- 国土交通大臣の材料認定と工法認定を取得しているため、信頼性が高い。
- 打撃を伴わないため、振動や騒音が少ない。
- 残土がほとんど発生せず、水やセメントを使わないために現場が汚れない。
- 強度発現までの養生期間が不要なので、工期が短縮できる。
- デメリット
- 杭の断面積が小さいため、他の工法に比べ、より強固な支持層が必要。
- 大きな石やガラなどが地中に多く混入していると施工が困難になる。



