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耐震金物

耐震金物の役割

木造在来軸組工法の構造躯体は、柱や梁などに継手・仕口と呼ばれる加工を施して接合し、組み立てられていますが、地震などで大きな力がかかったときに、この継手・仕口が抜けたり外れたりすることが、建物倒壊の大きな原因となっています。

これらの部材の接合部に取り付け、大きな力がかかっても部材が抜けたり外れたりしないようにするのが耐震金物の役割です。

耐震金物と建築コスト

耐震金物の写真

阪神・淡路大震災を教訓に、耐震金物が重要視されるようになり、「この部分にこの金物を付けなさい」という規定が定められました。

しかし、この規定は各接合部を単体として考えた場合に必要となる金物を定めており、建物全体のバランスが考慮されていません。したがって、数十~数百カ所に上る接合部すべてに何らかの金物が取り付けられることとなり、中には必要以上の金物が取り付けられる、すなわち無駄なコストがかかっている場合もあります。

当社では「N値計算」と呼ばれる手法を用いて、一棟ごとに必要な金物の配置を算出し、バランスよく耐震補強を行い、無駄なコストを省いています。また、金物の取り付けにかかる時間も削減できるため、わずかながら工期も短縮しています。

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